参考文献はございますが、以下の解説はノア星月のオリジナルです。無断転記を固くお断りいたします。
 
タロット占術は占術者に霊感がなければ占えないものかというと絶対にそうということではありませんが、霊感があることにより、より的中率は上がります。タロット占いがよく当たると人から言われる方は、おそらく自身で気づいてはいなくても、霊感が通常よりあると思われます。逆に、タロットのようなその時に出たもの(カード、サイコロの目、易など)で占うような占術をする場合、霊感を信じていない方、霊感の全くない方の的中率が、高いものになるとは言えません。
タロットカードは天から(宇宙からかあるいはスピリチュアルな存在からかなどについては断定はしないでおきましょう)のメッセージを受け取り、選ばれたカードが、占術者の手を通して出され、出たカードの意味を読み取ります。占術者は単に暗記しているカードの意味を朗読するわけではなく、精神を研ぎすませその時に得たインスピレーションを駆使して読み取って行きます。カードをシャッフルする時に霊感を研ぎすませて行うことで、出るカードがまず決まります。この時依頼者も、精神を研ぎすませることでより正しい回答を得る事が出来ます。その後出たカードを読み取るのも、カードの意味を正しく理解していることは前提の上、占術者の霊感、インスピレーションによるものが大きく、霊感により意味が広がります。占術者が感じたその時のインスピレーションも必然の流れ。依頼者も占術者も、真剣な気持ちで占いに挑むことによってインスピレーションは正しいものとなり、より的中率も上がります。逆に依頼者あるいは占術者に適当な気持ち、疑う気持ちがあればメッセージを受け取ることはできないでしょう。そのため、占いに臨む環境や占術者と依頼者との信頼関係はとても重要なものとなります。また、なんとなくこの先を占いたい、という漠然としたものよりも、具体的な悩みのほうがメッセージもより明確なものを受けやすくなります。 
  
 
このようなカードで占う
タロットカードは、大アルカナと呼ばれるカードが22枚、小アルカナと呼ばれるトランプの原型になったものが56枚の、計78枚から成り立っています。
小アルカナはカップ(トランプのハート)、ワンド(トランプのクラブ)、ソード(トランプのスぺード)、コイン(トランプのダイヤ)がそれぞれ14枚ずつになっています。カードの絵はとても不思議で、意味深であることはタロットカードを見た人の多くが思われることと思いますが、それぞれに描かれた絵の一つ一つに深い意味があり、カード一枚についてたった一つの意味ではなく、様々な広がりを持っています。占的(占う内容)や、正位置、逆位置かによっても、意味が変わってきます。
 
長い歴史の中で進化してきたタロットカードは、占的によってスプレッド(どのようにタロットカードを机上に広げるか)の種類も色々とあります。特定の問題について様々な側面から深く見たい時、Aの道へ行くかBの道へ行くか、あるいはさんを選ぶかBさんを選ぶかなどの二者択一に迫られている時、1年間の総合運を見たい時など状況に合わせて、スプレッドを変えます。
 
どの占術でも共通ですが、占う者も占いを依頼する人も、真剣に、そして正しい導きを願う(良く出て欲しいとか、逆に悪い結果になってほしいなどの邪念がない)純粋な心で臨むことがとても大切です。また、そのような真摯な気持ちと適切な環境の中で行われたタロット占術の結果は、驚く程の的中率を持ちます。